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共同通信
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警視庁災害対策課のX(旧ツイッター)のフォロワー数が7日までに99万人を超え、100万人に迫っている。2013年に運用が始まり、身近な生活用品を用いた災害時に役立つ知恵や工夫などを紹介して人気を集めてきた。運用開始10年、関東大震災から100年の節目に当たる今年、大台に到達する可能性がある。
災害対策課は11年の東日本大震災を教訓に、災害時に正しい情報を多くの人に伝える目的で、13年1月に投稿を始めた。フォロワー数は今年1月までに90万人を超えていた。
避難所で、はさみがない状況を念頭に、10円玉2枚をこすり合わせるようにして菓子袋を開ける方法を紹介した17年の投稿には14万超の「いいね」が付いた。
少ない水で20分かけてインスタント麺を調理する方法を試した18年の投稿も、人気を集めた。今年6月には、子どもの服装を外出や避難の前に撮影しておくと、迷子の捜索や災害時にも有効だと投稿し、11万超の「いいね」が寄せられた。