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Z世代保護者の74%、自宅学習を好む
校内暴力やメンタル面を懸念

教育関連ベンチャー企業「エイジ・オブ・ラーニング」は、26歳未満のZ世代の保護者の74%が自宅学習(ホームスクーリング)を好感しているという調査結果を発表した。
同社は全米で1000人以上の保護者やこれから保護者になる若者にオンライン調査を実施。ニューヨーク市は自宅学習ホットスポットの全米トップ10位内に入ることが分かった。自宅学習を好む理由として回答者の66%は「安全な環境」を挙げている。同社は「校内暴力の増加を懸念している」と指摘。55%が「有害な人間関係の回避」としていることには「学校での社会的環境が子供のメンタル面に影響する。これも安全性の問題だ」と分析する。
自宅学習に関する検索は過去12カ月に110万回を超え、150%増。「コロナの影響で今まで考えたことのなかった保護者も興味を示している。仕事とのバランスも取れ、時間の管理や子供と過ごす時間を考えると、むしろ好ましいと考えるようになった」と結論づけている。
ニューヨーク州の集計によると、州内で自宅学習者は1万2900人。コロナ前の2倍以上に増えている。ニューヨーク市内で自宅学習をさせているという母親はSNSで6月「学校は暴力問題で非常事態。自宅学習は期待した効果が得られる」と投稿。閲覧数は1万を超えていた。(5日、ニューヨークポスト)

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