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共同通信
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【ナント(フランス)共同】ラグビーのワールドカップ(W杯)フランス大会第21日は8日、ナントで1次リーグD組最終戦が行われ、日本は4強2度のアルゼンチンに27―39で敗れ、2勝2敗の勝ち点9で同組3位に終わり、前回の2019年大会に続く2度目の8強入りを逃した。
アルゼンチンが3勝1敗の勝ち点14で同組2位となって2大会ぶりに1次リーグを突破し、準々決勝でC組1位のウェールズと対戦する。
日本は前半、ロックのA・ファカタバ(BR東京)、SH斎藤(東京SG)のトライで14―15と粘って折り返した。後半もナイカブラ(BL東京)のトライなどで一時2点差と食い下がったが、相手の攻撃力に計5トライを許して屈した。
2日付世界ランキングで日本が12位、アルゼンチンは9位。対戦成績は日本の1勝6敗となった。W杯では12―33で屈した1999年大会以来、2度目の顔合わせだった。
日本は、3位以内に与えられる次回の27年オーストラリア大会の出場権を得た。