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共同通信
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2019年の台風19号で千曲川の堤防が決壊し、大規模な浸水被害を受けた長野市の長沼地区で8日、犠牲者の追悼行事が行われた。スピードスケート女子の五輪金メダリストで長野県出身の小平奈緒さんも出席し、ボランティアとして被災現場に駆け付けた当時の状況を振り返った。堤防決壊から13日で4年となる。
同地区は台風19号で500戸超が全壊し、住民2人が犠牲になった。8日の式典は同市の長沼体育館で執り行われ、住民ら約190人が黙とうをささげた。
小平さんは式典で「この体育館の壁がえぐられた様子を見て、胸が痛んだのを覚えている」と語った。