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共同通信
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【ワシントン共同】米史上初めて下院議長を解任された共和党のマッカーシー氏が9日、議長職への復帰に前向きな考えを示した。解任直後の記者会見では次期議長選に出馬しないと表明していた。米メディアによると、共和党は11日に立候補者を決める予定で、議長選は週内にも実施される見通し。
議長不在の下院はいかなる法案も通せない状況。ハマスの攻撃を受けたイスラエルへの支援へ向け、共和党は早期の議長選出を迫られている。マッカーシー氏はこうした状況を受け、復帰の機会を探っている可能性がある。
マッカーシー氏は9日の記者会見で議長復帰の可能性について問われ「どのような決断を下すかは会派に委ねる」と語った。