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共同通信
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国立がん研究センター東病院(千葉県柏市)の医療機器選定を巡る汚職事件で、医療機器メーカー「ゼオンメディカル」(東京)から他にも約150万円の賄賂を受け取ったとして、警視庁捜査2課は12日、収賄容疑で元肝胆膵内科医長の医師橋本裕輔容疑者(47)=同容疑で逮捕=を再逮捕した。捜査関係者への取材で分かった。
再逮捕容疑は医長だった2019年度にゼオン社の胆管用ステント約140本を他社製品より優先して使うなどした見返りとして、20年6月ごろに賄賂を受領した疑い。
橋本容疑者は、20年度にも約150本を使った見返りに約170万円を受け取ったとして先月21日に逮捕されていた。