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共同通信
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自民党が、体調不良を理由に辞任する意向を固めた細田博之衆院議長(79)の後任人事を巡り調整を急いでいる。臨時国会の召集を20日に控え、名前が取り沙汰されるのは、額賀福志郎元財務相(79)や衛藤征士郎元衆院副議長(82)、森英介元法相(75)。ただ「いずれも決め手に欠ける」(中堅)として本命不在との見方がもっぱらだ。
議長は第1会派から選ぶのが慣例。自民内には「三権の長である衆院議長は当選10回以上が適任だ」(党ベテラン)との不文律があるとされる。細田氏の任期は衆院解散がなければ2025年10月までだった。
額賀氏は茨城2区選出で当選13回。