NY株反落、173ドル安

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共同通信

 【ニューヨーク共同】12日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は5営業日ぶりに反落し、前日比173.73ドル安の3万3631.14ドルで取引を終えた。米連邦準備制度理事会(FRB)の追加利上げへの警戒感が再燃して売り注文が膨らみ、一時は350ドル近く下落した。

 朝方発表された9月の米消費者物価指数(CPI)の前年同月比上昇率が市場予想を上回り、物価の高止まりを示したのが嫌気された。米長期金利の上昇も投資家心理を悪化させた。

 ハイテク株主体のナスダック総合指数も5営業日ぶりに反落し、85.46ポイント安の1万3574.22。