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共同通信
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第2次岸田再改造内閣で新たに入閣した13人が13日、9月の閣僚就任時の保有資産を公開した。家族分を含む総資産は、新藤義孝経済再生担当相が3億406万円で最も多かった。1億円を超えたのは新藤氏と武見敬三厚生労働相の2人だった。13人の平均は6679万円。昨年8月改造時の新閣僚14人の平均は6031万円だった。
公開済みの岸田文雄首相や留任した閣僚を含めた総資産平均は8365万円だった。新藤氏の資産は、内閣全体でもトップ。内訳は埼玉県川口市に保有する土地・建物が2億8767万円、有価証券の「証券投資信託および貸付信託等」は1639万円あった。
武見氏は妻と東京都世田谷区や長野県軽井沢町に計6710万円の土地・建物を保有する。新藤氏と武見氏の妻は、防衛財源として政府保有株式の売却論が自民党内で浮上するNTT株をそれぞれ1万株所有している。
盛山正仁文部科学相は、東京都や長野、兵庫両県の土地・建物8886万円を申告した。
女性4人のうち、総資産が最も多かったのは土屋品子復興相の8291万円。