Published by
共同通信
共同通信
防衛省統合幕僚監部は13日、領空侵犯の恐れがある外国機に対し、航空自衛隊の戦闘機が今年4~9月に緊急発進(スクランブル)した回数は424回だったと発表した。対象となった機体の国別の内訳は中国が最多の304回で約7割を占め、ロシアが110回。いずれも情報収集機が多かったという。
昨年の同時期と比較すると、全体の回数は22回、中国は36回それぞれ減少、ロシアは15回増えた。木原稔防衛相は13日の閣議後記者会見で「中ロの活発な活動は継続している。警戒監視に万全を期し、厳正に対領空侵犯措置を行う」と述べた。