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共同通信
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【ロンドン、ニューヨーク共同】米マイクロソフト(MS)は13日、米ゲーム大手アクティビジョン・ブリザードの買収を完了したと発表した。買収に反対していた英国の競争・市場庁(CMA)が同日、買収計画を承認した。2022年の計画発表当時で687億ドル(約10兆円)の巨額買収が実現し、巨大ゲーム企業が誕生した。
CMAは日本の公正取引委員会に当たる。今年4月、クラウドゲーム市場の成長を阻害する恐れがあるとして買収計画への反対を発表した。MSは計画を見直し、アクティビジョンが手がける一部の権利をフランス企業に譲渡する方針に転換。CMAが態度を軟化させた。
日本の公取委は3月に計画の承認を発表した。