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NYのサイクリスト、アダムズ氏を非難
死亡事故増加の責任問う
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自転車死亡事故が増加しているニューヨーク市のサイクリストたちが、アダムズ市長に責任があると非難している。今年に入ってから、26人のサイクリストが交通事故で死亡。2014年に「ビジョン・ゼロ」を採用して以来、最多となった。サイクリスト擁護者らは11日、ユニオンスクエアから市庁舎まで、自転車で抗議パレードを行った。
サイクリスト擁護者らは「区長やニューヨーク州上院議員当時のアダムズ氏は、サイクリング・コミュニティに頻繁に顔を出し、サイクリストの擁護に熱心だった。市長に就任した途端、それをやめた」と指摘する。19年のストリート計画では、市交通局(DOT)は年内に50マイルの自転車保護レーンを新設し、26年まで毎年新設することが義務付けられているが、今年の新設は13.5マイルにとどまる。一方、アダムズ氏は影響力のある特別利益団体や自身の最高顧問の意向を受け、DOTが提案した自転車インフラ計画に干渉したことでも批判されている。
DOTは今年、危険なグリーンポイントのマクギネス・ブールバード自動車専用レーンを4車線から2車線に減らし、保護された自転車専用レーンを追加する再設計に着手する予定だったが、地元企業の反対を受け、アダムズ氏はDOTに計画を白紙に戻すよう命じた。(11日、amニューヨーク)
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