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共同通信
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トヨタ自動車が小型スポーツタイプ多目的車(SUV)「ライズ」のハイブリッド車(HV)について、顧客から受けた注文を取り消すことが14日、分かった。製造元のダイハツ工業の不正に関する調査が長期化し、出荷の見込みが立たないため。ダイハツも「ロッキー」のHVの注文を同様に取り消す。
ライズとロッキーのHVはともにダイハツの工場で生産している。衝突試験を巡る認証手続きに不正があったと5月に発表し、出荷と販売を停止していた。
販売関係者によると、注文の取り消しは数万台規模になるとみられる。販売店は納車を待っていた顧客に別の車種への切り替えを呼びかける。