広島とロッテが先勝

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共同通信
11回、サヨナラ打を放ち、一塁を回る広島・秋山(左手前)=マツダ

 プロ野球のクライマックスシリーズ(CS)は14日、セ、パ両リーグのファーストステージ(3試合制)が開幕し、セはレギュラーシーズン2位の広島が3位DeNAに3―2で競り勝ち、パは2位ロッテが3位ソフトバンクに8―2で快勝した。15日の第2戦でシーズン上位の広島、ロッテは勝つか引き分けでファイナルステージ進出となる。

 マツダスタジアムで行われたセは広島が1点を追う八回に菊池のスクイズで追い付き、延長十一回に秋山がサヨナラ打を放った。パはZOZOマリンスタジアムが舞台でロッテは先発の佐々木朗が3回を投げ、一人の走者も許さない快投。荻野の初回先頭打者本塁打などで効果的に得点した。

 第2戦先発は、セは広島が森下、DeNAが今永、パはロッテが西野、ソフトバンクが有原と発表された。

 ファイナルステージはセ、パともに18日に始まる。リーグ優勝の阪神とオリックスが1勝のアドバンテージを持ち、日本シリーズ出場権を懸けて6試合制で戦う。

1回ロッテ無死、荻野(左)に先頭打者本塁打を浴びたソフトバンクのスチュワート=ZOZOマリン
ソフトバンク戦に先発したロッテ・佐々木朗=ZOZOマリン