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共同通信
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岸田文雄首相は14日、高知市の保育園を訪れて子育て中の保護者らと対話集会に臨み、少子化対策に生かすため経済負担などの声を聞き取った。徳島市では自治体関係者から政策要望を受けた。この日は参院徳島・高知補欠選挙の自民党候補応援のため現地入りし、選挙活動の傍らで「聞く力」をアピールした。
自民党が主催した対話集会には男女約10人が出席。子ども2人を育てる女性看護師は、共働き世帯の負担軽減のため保育園無償化の対象拡充を求めた。中学生2人を持つ女性は、教育費の将来負担を考えれば日常生活で「使えるお金は少ない」と不安を訴えた。
首相は「さまざまな支援、所得向上を進めたい」と応じた。