旧統一教会、16日午後に会見

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共同通信
世界平和統一家庭連合(旧統一教会)の本部が入るビル

 世界平和統一家庭連合(旧統一教会)は15日、文化庁が解散命令請求を東京地裁に申し立てたことを踏まえ、16日午後に都内で記者会見を開くと明らかにした。教団側は「日本の憲政史に残る汚点となる」との見解を示すなど全面的に争う姿勢を示している。会見では、顧問弁護士らが、請求に対し反論するとみられる。

 旧統一教会への解散命令請求を巡っては12日の宗教法人審議会が全会一致で「相当」と了承。文化庁は13日、不当な献金集めが組織的、継続的だったとして、解散命令を請求した。

 教団は12日、「裁判で法的な主張をし、国民に教団を理解してもらえるよう積極的な情報発信に努める」との見解を出している。