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共同通信
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2019年に京都市で筋萎縮性側索硬化症(ALS)の女性患者からの依頼に応じ殺害したとして、嘱託殺人罪などに問われた元医師山本直樹被告(46)の公判が17日、京都地裁(川上宏裁判長)で開かれた。検察側は懲役6年を求刑した。
起訴状などによると、医師大久保愉一被告(45)=同罪などで起訴=と共謀し19年11月30日午後5時20~35分ごろ、ALS患者林優里さん=当時(51)=の自宅マンションで、林さんの嘱託を受け胃ろうから薬物を注入。同8時10分ごろ、搬送先の病院で急性薬物中毒により死亡させたとしている。
検察側は論告で両被告は「持ちつ持たれつの運命共同体」だったと指摘した。