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共同通信
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【ワシントン共同】オースティン米国防長官は17日、イスラエルとイスラム組織ハマスの戦闘が続くパレスチナ自治区ガザの情勢緊迫を受け、米兵ら約2千人に中東派遣に備えるよう指示した。国防総省が発表した。イスラエルの防衛支援や紛争拡大の回避が目的。
米兵らの派遣準備は、イランのほかレバノンのイスラム教シーア派組織ヒズボラといったイスラエルの敵対勢力への抑止力を高めると同時に、イスラエルによるガザへの地上侵攻にも備える動きとみられる。
米軍は2隻目の空母の東地中海配備を決定。イスラエルとハマスの戦闘が地域紛争に拡大しないよう、イスラエルの敵対勢力をけん制している。