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共同通信
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【ソウル共同】米軍のB52戦略爆撃機が17日、韓国空軍との合同訓練を同国上空で実施し、中部の忠清北道清州にある空軍基地に着陸した。軍消息筋などが明らかにした。B52はこれまでにも韓国上空での合同訓練に加わることはあったが、韓国の基地への着陸は異例。米国の「核の傘」提供を軸とする拡大抑止を誇示し、核戦力開発を続ける北朝鮮をけん制する狙いがある。
B52は17日、ソウル郊外で開幕した武器展示会「ソウル国際航空宇宙・防衛産業展示会(ADEX)」でも記念飛行を披露した。米軍は着陸予定を公表した16日「朝鮮半島の平和と安定、繁栄を促進する固い意志を示すものだ」と強調した。