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共同通信
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認知症の女性宅を訪問して火災警報器の電池の中古品を新品と偽り交換し、現金をだまし取ったとして、大阪府警は17日までに、準詐欺の疑いで大阪市中央区の無職野崎永遠容疑者(26)ら男女5人を再逮捕した。5人が認知症の高齢者を狙って犯行を繰り返していたとみて調べる。捜査関係者への取材で分かった。
大阪地検は17日までに、同罪などで5人を起訴した。認否を明らかにしていない。
起訴状などによると、5人は共謀して昨年12月~今年2月、大阪市の80代女性宅を計6回訪問。女性が認知症であることを認識した上で、電池交換が必要とうその説明をし計約94万円をだまし取ったとしている。