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共同通信
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【ソウル共同】韓国・ソウル郊外で17日、大規模な武器の展示会「ソウル国際航空宇宙・防衛産業展示会」が開幕した。尹錫悦大統領は「未来の成長動力」として防衛産業に注力しており、規模は前回開催時から拡大。同じく17日開幕した国防省主催の国際会議「ソウル安保対話」と時期を合わせ、「K防産(韓国防衛産業)」のPR効果を高める狙いもある。
韓国は尹政権が発足した昨年、武器輸出の受注額が過去最大規模の173億ドル(約2兆5900億円)となった。尹氏は開幕式で「防衛産業は安全保障と経済を支える国家戦略産業だ」と述べ、武器輸出に付随する研究開発などで他国との連携の幅が広がる効果も強調した。