イスラエル、パレスチナ支持者が衝突 約60人のデモ参加者逮捕

 

イスラエル、パレスチナ支持者が衝突

約60人のデモ参加者逮捕

 

パレスチナの旗を振る支持者(Photo: 本紙)


ニューヨーク市で13日、イスラエルとイスラム組織ハマスの軍事衝突に対する抗議デモが行われ、約60人のデモ参加者が逮捕された。逮捕者の中には、イスラエルを批判したことがある民主社会主義派のゾーラン・マムダニ・クイーンズ下院議員(民主)も含まれていた。

「ジハードの日」と呼ばれたこの日、ハマスの元指導者が全米に暴力を呼びかけたのを受け、親パレスチナの抗議者たちがタイムズスクエアに押し寄せた。抗議者らは、地下鉄の入口や信号機によじ登り、「パレスチナに自由を!」と叫びながら、大衆の頭上で旗を振った。この事態を受け、市警(NYPD)が大挙して出動した。

イスラエル支持者らが集まり始めると、デモの周囲を警備する金属バリケードを使って群衆の封じ込めに当たった。イスラエル側の抗議者は、通りの向こう側から「恥を知れ!」と叫び、パレスチナ支持者を「テロリスト」と呼ぶ人もいた。数時間後、パレスチナ支持派のグループは、バリケードから抜け出し、42丁目と7番街からイスラエル領事館に向かう車道に出た。途中、いくつかの小競り合いが起こり、3人ほどが逮捕された。警察筋によると、逮捕された約60人の大半に治安紊乱行為による召喚状が発行された。多くは既に釈放されたとしている。(14日、amニューヨーク

 


最新のニュース一覧はこちら←

 

 

タグ :