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共同通信
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【ニューヨーク共同】19日のニューヨーク外国為替市場の円相場は対ドルで下落し、一時1ドル=149円95銭を付けた。米連邦準備制度理事会(FRB)のパウエル議長が追加利上げの可能性に言及したことで、日米金利差の拡大を意識したドル買い円売りが加速した。
最近の堅調な米経済指標を受け、市場ではFRBによる利上げが長期化するとの観測が強まっている。ただ、日本政府・日銀による為替介入への警戒感も根強く、その後は円が買い戻された。
午後5時現在は、前日比13銭円高ドル安の1ドル=149円74~84銭を付けた。ユーロは1ユーロ=1.0577~87ドル、158円50~60銭。