ブッキングドットを提訴

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共同通信
提訴後に記者会見する加藤博太郎弁護士(右)と、宿泊施設を運営する会社の代表松野久美子さん=20日午前、東京・霞が関の司法記者クラブ

 世界最大級の旅行予約サイト「ブッキング・ドットコム」からの入金が滞っているとして、宿泊施設を営む東京や大阪など8都府県の11の法人や個人が20日、サイト運営会社側に計約3600万円の損害賠償を求め、東京地裁に提訴した。

 宿泊者が運営会社のシステムを使って事前決済すると、手数料が差し引かれた分が宿泊施設側に支払われる仕組みだが、訴状によると、未払いが続いていると主張。被害額は約8万~約1400万円としている。

 運営会社側は20日、メンテナンス作業が計画通りに進まなかったと文書で説明。大半の支払いが再開されたが、一部で遅延しているとして「ご迷惑をおかけし、おわびする」とした。