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共同通信
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警察庁は20日、日本企業も被害に遭った身代金要求型コンピューターウイルス「ランサムウエア」を用いる犯罪グループの中心メンバーとみられる外国籍の人物を、フランス捜査当局が逮捕したと発表した。米国や欧州9カ国の捜査機関と連携した国際共同捜査によるもので、グループが企業などから盗んだ情報をリークしていたウェブサイトも閉鎖に追い込んだ。
グループは「RAGNAR LOCKER(ラグナ ロッカー)」と名乗っており、捜査関係者によると、日本では2020年ごろから、ゲーム大手カプコン(大阪市)を含む複数の企業が被害を受けていた。