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共同通信
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東京都小平市の社会福祉法人「ときわ会」で役員ら複数の職員が利用者を虐待していた問題で、隣の東久留米市から法人の作業所に通っていた知的障害の男性(35)について、同市は20日までに職員からの身体的、心理的虐待があったと認定した。
東久留米市によると、認定は19日付。同法人を巡っては昨年以降、小平市と東村山市が施設4カ所での職員約10人による虐待を認定している。
東久留米市は虐待の詳しい内容を明らかにしていない。ただ、関係者によると、作業所の副所長だった法人の理事=9月下旬に解任=が2020年に男性の頭をたたいたほか、股間をつかむ行為を男性ら複数の利用者に繰り返していた。