Published by
共同通信
共同通信
青森県六戸町の住宅で4月、住人ら5人が死亡した火災で、青森県警が近く、殺人や現住建造物等放火の疑いで、近所に住んでいた親族の無職男(92)を容疑者死亡のまま書類送検する方針を固めたことが20日、捜査関係者への取材で分かった。火災では住人4人と、男が死亡した。
火災は4月13日午前1時ごろ、発生。県警などによると、男は一家とは疎遠だったとされる。火元は玄関付近で、男の遺体は玄関内側で見つかった。
近くに止められた男の車の中に、灯油とみられる油類が入ったポリタンクがあった。県警は、男が油類をまき、火を付けたとみている。
一家は8人暮らし。他の家族は逃げるなどして無事だった。