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共同通信
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世界各地に異常気象をもたらし、日本では冷夏、暖冬になりやすいとされる「エルニーニョ現象」が少なくとも冬の間続く可能性が高いと、気象庁が予想している。今年はエルニーニョを打ち消すような「さまざまな現象が重なった」(担当者)ため、冷夏ではなく異例の猛暑になった。今後、徐々に影響が表れ冬は高温傾向になりそうだという。
エルニーニョは、太平洋赤道域東部で海面水温が平年より高くなる現象。気象庁によると、今年春に発生してから、この海域で平年差が大きくなり続け、9月はプラス2.2度。エルニーニョの発生確率は12月まで100%、1、2月は90%と予測している。
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