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共同通信
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【ワシントン共同】米政府は23日、中国の王毅共産党政治局員兼外相が26~28日にワシントンを訪問し、ブリンケン国務長官と会談すると発表した。11月中旬に米西部サンフランシスコで開かれる国際会議に合わせたバイデン大統領と習近平国家主席の会談実現に向けて調整する。米側が王氏を招待していた。
台湾問題を含む安全保障や経済など多くの分野で米中対立が先鋭化する中、ブリンケン氏は王氏との会談で関係安定化を目指す意向を改めて伝え、課題を整理する見通しだ。米政府高官は、難題に対処し、協力を模索するには「対面外交が最善の手段」だと強調した。