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共同通信
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警視庁青梅署は23日、登山客や観光客が多く訪れる東京都奥多摩町の小河内ダムで、テロ対処訓練を実施した。ダムに刃物を持った男2人が現れ、制圧時に「爆発物を置いた」と話したという想定。男らの制圧と不審物処理の他、観光客の避難誘導の手順も確認した。
爆発物処理班やダムの管理事務所職員を含む計約40人が参加した。刃物を持った不審な男2人の乗る車が警備員の制止を振り切ってダムへ向かったと想定。通報を受けて駆け付けた青梅署員が刺股などで2人を制圧した。
同時に近くの展望塔にいた観光客役を署員と管理事務所の職員がボートに乗せて湖上を避難誘導する流れも確認した。