Published by
共同通信
共同通信
米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の名護市辺野古移設を巡り、県議会は23日の本会議で、軟弱地盤改良工事の設計変更を承認しなかった玉城デニー知事に対する問責決議案を反対多数で否決した。玉城氏の判断は知事の資質に欠けるなどとして、議長を除く県議47人のうち、自民、公明両党の県議ら計23人が決議案を提出していた。
本会議で自民県議は「国の手続きに瑕疵がなければ承認するのが当然で、認めないのは職権乱用だ」と指摘。知事派県議は「承認判断は知事の権限だ。国が承認を指示するのは、法治国家にもとる」と擁護した。