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共同通信
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気象庁は24日、11月~来年1月の3カ月予報を発表した。南米ペルー沖の海面水温が上がる「エルニーニョ現象」の影響で偏西風が北に蛇行し暖かい空気に覆われやすく、全国的に高温となる。
冬型の気圧配置が弱く、南から湿った空気が入りやすいため、降水量は東日本太平洋側と西日本で平年並みか多く、降雪量は北日本日本海側で平年並みか少ない。一時的に強い寒気が入り大雪となる恐れもあることから、注意が必要だとしている。
▽11月 北日本日本海側は曇りや雨または雪の日、東・西日本日本海側と沖縄・奄美は曇りや雨の日が多い。北―西日本太平洋側は晴れの日が多いが、西日本太平洋側は数日周期で天気が変わる。
▽12、1月 北日本日本海側は曇りや雪または雨の日が多い。東・西日本日本海側は冬型の気圧配置が弱く、平年に比べ曇りや雨または雪の日が少ない。北日本太平洋側は晴れの日、沖縄・奄美は曇りや雨の日が多い。東・西日本太平洋側は低気圧の影響を受けやすく、平年に比べ晴れの日が少ない。