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共同通信
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【ワシントン共同】バイデン米大統領は24日、サウジアラビアの実権を握るムハンマド皇太子と電話会談した。パレスチナ自治区ガザの人道危機を巡り、食料や水、医薬品といった支援物資を継続的に搬入する必要があるとの認識で一致した。
バイデン氏は24日、ワシントンで記者団に対し、ガザとエジプトの境界にあるラファ検問所からの物資搬入について「速さが足りない」と指摘し、より多くの物資を運び込むよう促した。
バイデン氏はムハンマド氏との電話会談で、中東の安定を維持し、イスラエルとハマスの戦闘拡大を防ぐ方針で一致。ハマスを支援するイランや、参戦を示唆するレバノンのヒズボラをけん制した。