クリミア、射程圏「時間の問題」

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共同通信
ウクライナのゼレンスキー大統領(ロイター=共同)

 【キーウ共同】ウクライナのゼレンスキー大統領は24日、ロシア占領下の南部クリミア半島と周辺海域について、全域がウクライナ軍の攻撃の射程圏に入るのは「時間の問題だ」と述べた。チェコの首都プラハで開催された国際会議でオンライン演説した。

 ウクライナ軍はロシア黒海艦隊が拠点を置くクリミアへの攻撃を強めている。ゼレンスキー氏は「ロシアにとって安全な基地はもはや存在しない」と主張。ロシア軍が黒海西部で活動できなくなり、クリミアから東方に艦隊を移動させていると指摘した。

 ウクライナ東部ハリコフ州では24日、ロシア軍の攻撃により民間人2人が死亡した。