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共同通信
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大きなウミガメが描かれた全日空の超大型旅客機エアバスA380の3号機が、コロナ禍に伴う約3年の延期を経て、成田と米ハワイ・ホノルルを結ぶ専用定期便として就航した。3機態勢で同路線のさらなる需要回復につなげたい考えだ。
ハワイ語でウミガメを表す言葉と組み合わせて「フライング・ホヌ」と呼ばれ、3号機はハワイの夕日をイメージしたオレンジで彩った。1号機は空を表す青、2号機は海を連想する緑色で、各機首に描かれたカメの表情は少しずつ異なる。
A380は全長72.7m、高さ24.1mで、2階席も含め計520座席。全日空は2019年度、2機での定期運航を成田―ホノルル線で開始した。