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共同通信
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日本百貨店協会が24日発表した9月の全国百貨店売上高(既存店ベース)は、前年同月比9.2%増で、19カ月連続でプラスとなった。円安で訪日客の買い物が増えた。関西を本拠地とするプロ野球2球団のリーグ優勝を記念したセールで大阪地区が好調だったことも貢献した。
新型コロナウイルス流行前の2019年9月と比べると16.7%減だった。当時は消費税増税前の駆け込み需要があったためで、18年9月比では上回った。10月に関しては、19年に駆け込み需要の反動減があったことから、コロナ禍前を初めて上回りそうだ。
9月の免税品の売上高は前年同月比で約3.6倍の326億円だった。