KOKUSAIが東証上場

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共同通信
「KOKUSAI ELECTRIC」の富山事業所=富山市(同社提供)

 旧日立製作所系の半導体製造装置メーカー「KOKUSAI ELECTRIC」(東京)は25日、東京証券取引所の最上位の「プライム市場」に上場した。初値は、売り出し価格の1株1840円を上回る2116円。初値に基づく時価総額は4875億円に上った。今年の新規株式公開(IPO)では国内最大となった。

 2018年に日立国際電気から分社化され、現在は米投資ファンドのコールバーグ・クラビス・ロバーツ(KKR)の傘下にある。今回、KKRが保有する株式の一部を売り出す。

 KOKUSAIはウエハーと呼ばれる半導体基板に薄い膜を加工する成膜装置に強みを持つ。国内では富山市に製造拠点がある。