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共同通信
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【ニューヨーク共同】米西部カリフォルニア州など計33州の司法長官は24日、交流サイト(SNS)の中毒性が青少年の健康に害を与えることを放置したとして米IT大手メタ(旧フェイスブック)をカリフォルニア州の裁判所に提訴したと発表した。他に首都ワシントンや南部フロリダ州など計9州・地域の司法長官もそれぞれ同様の訴訟を各地で起こし、計42州・地域が提訴した。
司法長官らは、メタがフェイスブックや「インスタグラム」などの危険性を隠し、児童や10代の若者がSNSを中毒的に使うよう故意に仕向けたと主張。メタは「企業と生産的に協力するのではなく、訴訟を選んだことに失望している」とした。