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共同通信
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岸田文雄首相は25日、来日したデンマークのフレデリクセン首相と官邸で会談した。イスラエル軍とイスラム組織ハマスの戦闘で悪化するパレスチナ自治区ガザの人道状況改善に向けた緊密な連携を確認。安全保障や経済、気候変動などの分野で協力強化を申し合わせ、共同声明を発表した。
会談後の共同記者発表で、岸田氏はハマスの攻撃を「テロ」と非難し「ガザの人道状況の改善は急務だ」と強調。フレデリクセン氏も「中東でテロが再び醜い姿を見せている。人権や民主主義への挑戦だ」と述べた。
両氏はロシアのウクライナ侵攻を巡り、対ロ制裁やウクライナ支援を結束して継続する方針で一致した。