Published by
共同通信
共同通信
【ニューヨーク共同】国連総会は26日、パレスチナ自治区ガザ情勢を協議する緊急特別会合を開いた。パレスチナのマンスール国連大使は「命を救ってほしい」と訴えた。ガザの人道危機を懸念し、停戦を求める声が他の国々からも相次ぎ、地上侵攻を見据えるイスラエルへの圧力を強めた。
ヨルダンが特別会合で提出した決議案はガザでの即時停戦を呼びかける一方、イスラム組織ハマスを名指しで非難しなかった。27日までの2日間、100カ国以上が意見表明した後、採決にかけられる見通し。
マンスール氏は、ガザでの犠牲者のほとんどは民間人だとして「これは犯罪だ」と強調し、決議案への支持を訴えた。