Published by
共同通信
共同通信
【ワシントン共同】イラクやシリアで親イラン組織が駐留米軍への攻撃を急増させている問題で、米国家安全保障会議(NSC)のカービー戦略広報調整官は26日の記者会見で、バイデン大統領がイランの最高指導者ハメネイ師に攻撃を停止するよう「直接メッセージを送った」と述べた。連絡手段は明らかにしなかった。
バイデン氏は25日の記者会見で「アヤトラ(シーア派の高位聖職者)に警告する。米軍に攻撃し続ければやり返す。彼は覚悟すべきだ」と話していた。名指しを避けたが、ハメネイ師を指していたとみられる。
カービー氏は報復攻撃をするかどうかや、時期については明らかにしなかった。