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共同通信
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トヨタ自動車の佐藤恒治社長は27日、展示会「ジャパンモビリティショー」(旧東京モーターショー)の討論会に登壇した。CO2は自動車の走行時だけでなく、造った車を輸送する際などにも排出されるとして「CO2の削減を、多面的に捉えて取り組まなければならない」と述べた。
討論会ではスズキの鈴木俊宏社長らと、脱炭素を取り巻く現状や課題を討論。鈴木氏はCO2排出量を実質ゼロにするカーボンニュートラルに関し「国や地域に適して考えることが必要だ」と話し、インドで牛ふんを原料とした「バイオガス燃料」を製造する取り組みを紹介した。