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共同通信
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環境省と北海道、札幌市は27日、同市南区のスポーツ交流施設で、ヒグマ出没を想定した対応訓練を実施した。関係機関で連携して情報を共有し、ハンターらが山に入り、クマ役の担当者を捜索、捕獲するまでの流れを確認した。
訓練は、ハンターや北海道警の警察官など約20人が参加。施設の駐車場で利用者が体長約1.5メートルのクマを目撃したとの設定で、情報共有の手順や、周囲の交通規制など必要な対応を整理した。
山中での捕獲訓練では、ハンター4人が銃の模型を持って二手に分かれ、無線で連絡を取り合いながらクマ役を捜索。発見後は、銃口が市街地に向かないかどうかを確かめるなどした。