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共同通信
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【サンパウロ共同】中米エルサルバドルのブケレ大統領は26日、2024年2月の次期大統領選への立候補を届け出た。現地メディアが報じた。同国では大統領の連続再選が違憲とされていたが、21年にブケレ氏寄りの判事が占める最高裁憲法法廷の解釈で再選の道が開かれた。弁護士らが違憲だとして26日に最高選挙裁判所に異議申し立てを行った。
19年に初当選したブケレ氏は、治安を劇的に改善させたことなどから高い人気を誇り、出馬すれば勝利は確実視されている。ブケレ氏は届け出をした最高選挙裁判所前で支持者を前に、自身の再選が「国民の望みの表れだ」などとメガホンで演説した。