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共同通信
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【ブリュッセル共同】欧州連合(EU)首脳会議は27日、ロシアの侵攻を受けるウクライナに対する「強力な財政的、経済的、人道的、軍事的、外交的支援を提供し続ける」ことで合意した。ロシア寄りとされるハンガリーのオルバン首相に加え、スロバキアでウクライナへの軍事支援停止を主張するフィツォ首相が就任したことで、結束に乱れも見られた。
合意文書は「ウクライナの差し迫った軍事的ニーズを満たすため、ウクライナへの軍事支援を加速させる必要がある」と指摘。ロシアによる冬季のインフラ施設攻撃を念頭に防空システムなどの重要性を強調した。