ニューヨークの季節に合わせた室内空調対策(後編)

 

ニューヨークの季節に合わせた
室内空調対策(後編)

 

すっかりニューヨークも寒くなってきた。これからは、夜も長くなるし、サンクス・ギビングやクリスマスなど、室内でのイベントも増えてくる。ニューヨークは、もともと日本に比べて乾燥しているけれど、これからの季節は肌への影響も気になってくる。そういえば、今年はカナダの山火事による大気汚染もあったし、コロナもだいぶ落ち着いてはきたとはいえ、まだ気をつけておかないといけない。加えて、毎年の風邪やインフルエンザも。。。

室内で過ごす時間が長くなるこれからの季節、快適な室内空調を保つためには、どんなことに気を付けておかないといけないのだろうか? 空調メーカー、ダイキンのショールームに勤務している小林さんに聞いてみた。

前編はこちら

またエアコンには、(扇風機のような)ファンモードがあります。冷暖房が必要ないときでも、運転を止めずにファンモードに設定すると、空気の流れを維持でき、フィルターで空気中の有害物質を取り続けられます。ぜひ試してみてください。

空調機器以外でできる工夫として、乾燥に対しては、濡れた洗濯物を部屋干しする、コンロでお湯を沸かす、浴槽にお湯をためるといったほかに、全身に保湿クリームを塗るといった対策が挙げられると思います。室内空気中の有害物質対策としては、まずは家に入る前に衣服についた有害物質(花粉やほこりなど)をはたき落とすことも有効です。そのうえで、コートはすぐ脱いで、玄関近くに留めておき、なるべく中に持ち込まないようにされるのがいいのではないでしょうか。そして、ご自身に関しても、すぐ手洗いやシャワーを浴びるなどして、室内に有害物質をなるべく持ち込まないようにすることがポイントかと思います。

最後に、おさらいになりますが、今後寒くなり室内で過ごす時間が長くなる中、室内空調に関して気にしておくといいのは、やはり乾燥と空気中の有害物質対策だと思います。乾燥に関しては、空気は暖かいほど、空気中に含むことができる水分量は増えますが、冬に加湿なしで暖房し続けると相対的に湿度が下がってしまい、どうしても空気の乾燥が進んでしまいます。空気の乾燥を抑えるには、何らかの方法で加湿する必要があります。より詳しい情報をお求めの方は、ぜひ弊社ウェブサイトの「乾燥の困りごとと解決法」をご覧ください。アレルゲンなど有害物質の対策に関しては、“外からなるべく有害物質を持ち込まない。持ち込まれてしまった物質や室内のホコリは、フィルターで除去する”ということが重要です。

ダイキンの空気清浄機はスタンダードタイプと、加湿機能搭載と2種類を展開。
詳しくはこちらのウェブサイト

以上、今回は、比較的簡単な対策を紹介させていただきましたが、やはり様々なケースがあるようで、もしこれを機にもっと空調機器を知りたい、見直したいという方は、ぜひお気軽にダイキンにご相談を。

Daikin Comfort Experience Center

817 Sunrise Highway, Lynbrook, NY 11563
https://daikinlynbrook.com/

問い合わせ先: Natsumi.Kobayashi@daikincomfort.com

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