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共同通信
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防衛省統合幕僚監部は28日、中国海軍の空母「山東」が同日午前7時ごろ、沖縄県・宮古島の南約460キロの太平洋を航行したのを確認したと発表した。艦載の戦闘機とヘリコプターによる発着艦もあった。ミサイル駆逐艦とフリゲート艦2隻ずつが一緒に航行した。防衛省が山東の航行を確認して明らかにするのは9月以来となる。
防衛省によると、海上自衛隊の護衛艦「さざなみ」が監視に当たった。
山東は中国の2番目の空母。防衛省は4月、太平洋での航行を初めて確認した。9月には、山東が沖縄南方の太平洋で艦載機の発着艦をした後、台湾とフィリピンの間を抜け、南シナ海に向かったと公表していた。