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共同通信
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日本と東南アジア諸国連合(ASEAN)加盟国の観光担当相らによる特別対話が28日、東京都内で開かれ、オーバーツーリズム(観光公害)が課題となる中で「持続可能な観光」の実現に向けた共同声明を取りまとめた。
斉藤鉄夫国土交通相は記者会見で、多くの客が集中し住民生活に影響が出る観光公害に関し「お互いの国を行き来する客のマナー啓発に取り組んでいくことを、各国と合意した」と述べた。
日本とASEANの交流開始50周年を記念して開いた。ミャンマーを除く加盟9カ国、将来的な加盟を控える東ティモール、国連世界観光機関(UNWTO)などの国際機関も参加した。