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共同通信
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【ジュネーブ共同】ジュネーブ国際音楽コンクールの弦楽四重奏部門の最終選考が29日実施され、バイオリンの加藤ミュラー香耶さん(25)が所属する「ノボ・カルテット」が優勝した。大阪府池田市出身の見渡風雅さん(27)がバイオリン、宇都宮市出身の湯浅江美子さん(27)がビオラを担った「カルテット・ハナ」も2位。
表彰式後、加藤さんは取材に「言葉が出ないくらい幸せな気持ち。満足できる演奏ができただけでも十分だったけど、優勝という結果が付いてきたのはボーナスのようなもの」と喜びを語った。
見渡さんは「これまでで一番の出来だった」と振り返り、湯浅さんは「悔しいという気持ちもある」と涙を浮かべた。