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共同通信
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【ダッカ共同】バングラデシュの首都ダッカで2016年、イスラム過激派が飲食店を襲撃し、日本人7人を含む22人が殺害されたテロ事件を巡る控訴審判決で、バングラデシュの高裁は30日、事件に関与した同国人の男ら7被告に終身刑を言い渡した。19年の一審の死刑判決から減刑した。
7被告は過激派組織「イスラム国」(IS)の影響を受けた地元組織のメンバー。事件現場にはいなかったが、資金供与などで事件に関わったとして起訴され、一審の反テロ特別法廷が死刑を言い渡した。
弁護側は判決後に記者団の取材に応じ、減刑は7被告が「襲撃に直接的に関わっていなかった」と判断されたためだと説明した。